瑠璃壺川の立て札 薬師如来の左手にあるのが壺。

国の重要文化財に指定されている薬師如来座像の特別公開が蘇民祭当日にあり、めったに見ることが出来ないお姿を拝見しました。

黒石寺は、寺伝によれば天平元年(729)行基菩薩の開基で、東光山薬師寺と称したが、嘉祥二年(849)に慈覚大師が復興して妙見山黒石寺と改名した天台宗の古刹である。

本尊は薬師如来でカツラ材の一木造り、胎内に貞観四年(862)の墨書銘があり、平安初期の在銘作例として彫刻史上貴重な像である。永承二年(1047)銘の僧形座像(伝慈覚大師像)、四天王立像と共に国の重要文化財に指定されている。(現場の案内板から)