住田町・滝観洞に戻る

ウミユリの化石

この通路の石灰岩は、約3億年前には海底になっていました。当時生息していた生物の遺骸が、堆積し化石として発見されています。

ここで見られる白い輪状、または棒状の物は「ウミユリ」という動物の茎の部分だと言われます。

「ウミユリ」は、温暖で静かな海底に生息していたと言われますので、当時の気候の様子が想像できます。

マクロレンズによる撮影でなく、水の多い表面のストロボ撮影ですから、はっきりとは写っていません