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河川敷土手のヒメジョオンに止まり蜜を吸うウスバシロチョウです。風が強くて撮影が大変でした。

NO.127 ウスバシロチョウの吸密

新緑が芽生える山道をドライブしていると、風にあおられながら飛んでいる白い蝶を目にすることがあります。

ちょっと見ただけではモンシロチョウを思わせますが、飛び方が頼りないほど緩慢で色が透き通って見えます。

全国的に見られるウスバシロチョウは、比較的珍しい蝶なのですが、春の終わりから五月末にかけて私の地域でも見られます。しかし、せいぜい一カ月ぐらいの期間しか見られません。

私との付き合いは学生時代からですから、思い出深い蝶なのです。モンシロチョウよりは大きく緩慢な飛び方をする蝶ですが、出会うたびに「初夏だなあ」と思わせる季節頼りになります。

食草はムラサキケマンで、この草はこの頃増えだして各地に生育しているといわれます。私はいつもの場所である河川敷や堤防に出かけて撮影してきました。まだちょっと早いようで、河川敷に出始めたばかりでした。後でゆっくりと撮影する予定です。

           (2009.05.13 撮影)

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