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700年の歴史を見つめてきた一本桜です。今年は丁度満開の時期でした。

NO.153 奥州市衣川区・北館の桜

5月1日のことでしたが、天候の良さに誘われて奥州市衣川区まで出かけてきました。北館の桜は2007年にも表紙画像で紹介しましたが、東北自動車道東側にある樹齢700年の古木です。

安倍一族の居館であった北館があった場所に、1300年頃南蘇坊という行脚僧が植えたと伝えられる桜です。

樹高20m程あり、根元の胴回りが7m程ある一本桜ですが、700年の年齢を感じさせる堂々たる様子でした。

現地は東北自動車道の東側にありますが、3年前とは違い案内標識が設けられ迷わないで現地に入れます。

今回は3年前とは違い、桜の木から東側に移動し田んぼを前面に配置してみました。やっと畦道をトラクターで固めたままで、田おこし作業はこれからだと思います。

ここから少し離れた場所には、世界遺産登録候補地の一つにもなっている長者ヶ原廃寺跡があります。

           (2010.05.01 撮影)

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