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気仙川河口近くに見える、「奇跡の松・希望の松」です。大津波の力の打ち勝った生き様に、市民の皆さんから復興のシンボルにするべく保存する動きがあります。少々赤茶けて見えるのが気になるところです。

NO.191 高田松原希望の一本松

天気が良かったこともあり、幼少時に生活していた広田や高田松原の様子を知りたくなりました。今回はいつものコースとは違い、気仙沼方面から北上しました。

気仙沼市内の惨状を見ながら、45号線を北上し高田方面に向かいました。気仙川河口の側に気仙中学校がありますが、大津波に襲われ校舎の残骸が残るのみです。

校庭を見下ろす場所に長部漁港への入り口があるのですが、災害復旧工事のため一般車両は進入禁止でした。

この場所で河口の様子や、遙かに見える流失した高田松原を見ていたら、一本だけ奇跡的に残った松の木を見つけました。

およそ2kmの海岸線には、数万本の松の木が植えられ名勝「高田松原」として知られています。今回の大津波により、ほとんどの松の木が流されてしまいました。

その中でたった一本だけ、奇跡的に残った松の木がありました。大津波に打ち勝った奇跡の松は、「希望の松」として復興のシンボルにするとのことです。

           (2011.06.08 撮影)

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