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清楚な色合いを見せて咲いている平泉古代ハス。

NO.196 五郎沼の古代ハス

岩手県・紫波町にある五郎沼、平泉文化と親戚関係と言われる歴史を持つ観光名所です。

平成14年に中尊寺から株分けされた古代ハスですが、歴史的由緒を辿ると五郎沼に生えていたものだろうとのことでした。

昭和25年の中尊寺学術調査で、調査団の大賀一郎博士が保存していた種子を、教え子である恵泉女学園短大教授の長島時子教授が平成6年に発芽させ、同10年に開花させました。

詳細は別の機会にしますが、五郎沼に生えていた当時のハスの実の種が、平泉四代目になる泰衡の首桶に入れらたものであろうと推定されています。

7月23日のことですが、五郎沼駐車場で古代ハスまつりが行われました。まつりの中で、古代ハスを発芽・開花された長島時子名誉教授が、当時の想い出を話されたと言います。

古代ハスについては、後日詳細にわたってまとめてみたいと思います。

            (2011.07.25 撮影)

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