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1m以上沈降し常時海水面に覆われる広田漁港の様子です。この日は風が強く、何が岸壁を乗り越えていました。

NO.207 高潮満潮時の広田漁港

冬型の空模様になると、我が家の西側に見える奥羽山脈は雪雲に覆われ、はっきりと見えない様相に変わります。夏油スキー場ゲレンデがに積雪があり、先頃プレオープンしたとの事でした。

内陸部で雪降りが始まると、沿岸部の地域では乾燥し晴れの空模様になります。そして乾燥した季節風が吹きまくるのも時間の問題です。

毎日の天気予報から目を離せないのですが、この頃気になるのが高潮注意報が出される事です。

ご存知のように、3月11日の巨大地震により太平洋沿岸部は至る所で沈降しています。岩手県のデータによると、沈降の一番大きい場所は陸前高田市付近で、高田松原も沈みました。

画像は広田湾を望む広田漁港の様子です。地震で沈降したため岸壁が水没し、漁船等を繋留するのが困難になっています。対岸の長部漁港では最大で1.38m沈降しています。

訪れたのは満潮時にあたる14:40頃でした。沖からの風も強く、白波をあげて岸壁を乗り越えていました。

            (2011.11.25 撮影)

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