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みず木に色とりどりの色紙を貼り付けたお飾り、肝心の団子が少ないようです。

NO.304 小正月行事・みずき団子飾り

以前の日本では、小正月行事にちなんだみずき団子飾りがどこの家でも行われていました。

その後の生活様式の変化に伴い、都市部からこの風習が廃れ、今ではお年寄りや関心のある方の家庭を除いてほとんど見られなくなりました。

私の住まいする集落(純農村)でも、以前は小学校子供会の小正月行事として定着し、「みずき団子飾りは」地域のお年寄りとの交流の場になっていました。

しかし今では、少子化の影響で子どもの絶対数が不足し、交流の場が成立できなくなっています。

全国的には「もち花」とも呼ばれます。ミズキの枝に食紅で色づけされた色とりどりの団子を飾り、五穀豊穣を祈る小正月の行事で、地方によっては「めっこ団子」とも呼ばれます。

「めっこ」とは繭(まゆ)のことで、養蚕がうまくいくようにという願いが込められていたとも言われます。

              ※ネット資料より


           (2015.01.14 撮影)

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