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き実の大きさが小さく、(俗称まのくそがぎ)と呼ばれ食べる人はいません。

NO.430 秋の深まりと路傍の柿の実

間もなく12月です。長かったようで短い今年も終わりを告げます。色々なことがあり過ぎた2020年(令和2年)、人それぞれ思いは別ですが、やはり新型コロナの話題で尽きると思います。

昔は(あえて昔と表現)、農家の家の周辺には必ずと言うほど柿の木が植えられ、秋の味覚として楽しまれていたものです。

生活様式の改善と共に、家の周辺の木々は伐採され、柿の木も同様の定めになっています。

我が家にも古い柿の木があり、父親が登って柿取りをし、古い枝が折れ下にあった小屋のかやぶき屋根に落下し、一命を取りとめた思い出があります。

柿は「柿が色づくと医者が青くなる」といわれるほど栄養価の高い果物です。 ビタミンCをはじめ、カロテンや食物繊維などの健康成分が凝縮されています。 免疫力の向上や美肌効果、腸内環境の改善、二日酔いの予防などに効果があります。
         (※ウイキペディアより)


この画像の柿の木は、路傍に生えて枝もたわわに実っているものです。実の大きさが小さく、今では死語に近いのですが・俗称まのくそがき(馬糞)と呼ばれ食べる人はいません。

赤い実と青空の対比が素晴らしく、日に日に秋の深まりを見せており、何とも言われない美しさがあります。

           (2020.11.27 撮影)


柿・・・

カキノキ(柿の木)は、カキノキ科カキ属1種の落葉樹である。東アジア原産の同地域固有種。日本や韓国、中国に多くの在来品種があり、特に中国・長江流域に自生している。熟した果実(柿)は食用とされ、日本では果樹として、北海道以外で広く栽培されている。幹は家具材として用いられる。葉は茶の代わりとして加工され飲まれることがある。果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられる。現在では世界中の温暖な地域(渋柿は寒冷地)で栽培されている。黒色の縞や柄が生じ、部分的に黒色となった材はクロガキと呼ばれて珍重され、産出量が極めて少ない銘木中の銘木である。

和名カキノキの語源は、赤木(あかき)、暁(あかつき)の略語説、あるいは「輝き」の転訛説など諸説あるが、正確にははっきりしない。原産である中国の植物名(漢名)は柿(し)である。学名は、ディオスピロス・カキといい、日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから、学名にも和名の発音と同じ kaki の名が使われている。果実は日本で食用として親しまれた果物で、英語でもカキ・フルーツ(kaki fruit)、ドイツ語やフランス語など英語圏外の大抵の地域でもカキ(kaki)の名で通っている。

落葉の小高木で、高さは4 - 10メートルになる。枝は人の手が加えられないまま放って置かれると、自重で折れてしまうこともあり、折れやすい木として認知されている。葉は互生し、長さ8 - 15センチメートルの楕円形から卵形をしていて先が尖り、表面にややつやがある[13]。葉縁に鋸歯はない。葉柄は長さ1センチメートル前後で、太くて短い。

花期は初夏(5 - 6月)。本年生枝の基部近くの葉腋に花がつく。花弁は白色から淡黄色で4枚ある。雌雄同株であり、雌雄雑居性で雌花は点々と離れて1か所に1つ黄白色のものが咲き、柱頭が4つに分かれた雌しべがあり、周辺には痕跡的な雄蕊がある。雄花はたくさん集まって付き、雌花よりも小さい。萼は4裂し、花冠は鐘形をしている。日本では5月の終わり頃から6月にかけてに白黄色の地味な花をつける。

果期は秋から初冬にかけて(9 - 12月)。果実は柿(かき)と呼ばれ、品種によって大小様々な形があり、秋に橙色に熟す。萼(がく)は「ヘタ」とよばれ、後まで残っている。

柿は、「柿が色づくと医者が青くなる」といわれるほど栄養価の高い果物です。 ビタミンCをはじめ、カロテンや食物繊維などの健康成分が凝縮されています。 免疫力の向上や美肌効果、腸内環境の改善、二日酔いの予防などに効果があります。
                                                        (※ウイキペディアより)
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