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水路面に映るサクラ並木。

NO.438 幹線水路脇のサクラ並木

4月も中旬を過ぎ、田んぼの耕起が始まっています。朝早くからトラクターの音が聞こえ、家の周辺の田んぼの様相が日に日に変わっていきます。

田んぼの様相と言えば、耕起の次は水を張り代かきが始まります。まだまだ今の段階では見られていませんが、やがて一面の田んぼらしい風景が見られるようになります。

水張りと言えば、昔から米作りの一大行事でした。どうやって田んぼに水を張るのか、川の周辺では取り入れ口を巡って争いがあり、時には血の雨が降ったこともあり、今となれば昔の言い伝えになっています。

この画面の水路は、幹線水路と聞き覚えている広大な地域への水利用水路です。水源は、北上市の展勝地から取水し、延々と水路で胆沢平野へと引かれているものです。

水路に水が流れ出したのは一週間ほど前のことであり、まだまだ田んぼまでは行き渡っては居ません。家の周辺は田んぼ毎に取水口が設けられ、必要に応じて水位が自動的に張られます。

幹線水路とサクラ並木を並べてみましたが、堤防の法面にサクラがかなりの数植えられています。

はっきりしたことは忘れてしまいましたが、この堤防のサクラのどれかが私も植えたものです。今に広瀬川のサクラ並木と題して、観光名所に取り上げられる時がやってきますね。

           (2021.04.18 撮影)

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