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NO43 ライトアップに輝くサンファン号

NO.43 ライトアップに輝くサンファン      号

今年もあと一週間になりました。今年最後の背景画像は、年末になるとあちこちで開催されるイルミネーション画像で構成してみました。

近場にはイメージに合う場所がありませんので、牡鹿半島入り口にある石巻市サンファン館を訪れました。

ここには、仙台藩主伊達政宗によって建造され、1613年(慶長18年)10月23日に藩士支倉常長ら一行180名近くの人を乗せ、近くの月浦から出帆した黒船の復元船が係留展示されています。

船名は「サン・ファン・バウティスタ」と言い、日本で建造された木造洋式帆船です。この船で初めて太平洋を二往復し、その造船技術は当時の世界のトップレベルにあったと高く評価されています。

撮影場所が限られる関係で、船の後部からしか全体が見られません。暗闇になる前に、日没後の海の様子(向こう側は仙台方面)と、船体のライトアップのバランスを考えて構成してみました。

日没の様子とサンファン号に、行く年への想いをだぶらせてみました。今年あった色々な出来事に感謝をし、来るべき年に期待する気持ちで一杯です。

            (2006.12.23 撮影)

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