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NO.60 奥州市胆沢・角塚古墳

NO.60 奥州市胆沢・角塚古墳

家から車で20分ほどの胆沢区に、本州最北端にある前方後円墳として知られる「角塚古墳」があります。

たまたま天気の良い日に現地を通ったら、周囲の畑にある菜の花が満開でした。青空に映える菜の花の対比が素晴らしく、現場で見とれていた私です。古墳の頂上には、あたかもシンボルのような一本杉があります。

角塚古墳・・・昭和49〜50年の周湟確認調査によって、ほり(周湟)をめぐらし、円筒埴輪(えんとうはにわ・後円部の裾に立て並べた)と形象埴輪(けいしょうはにわ)を飾り、葺石(ふきいし)を敷いた典型的な前方後円墳だとわかりました。

作られた年代は、5世紀の後半から6世紀初めです。岩手県では、最大最古の古墳です。そして、本州最北端の前方後円墳として、昭和60年3月に国指定史跡となりました。
全長・・45m、後円部の直径・・32m
高さ・・4.3m、周湟の幅・・最大5m
(※胆沢観光協会HPより)

          (2007.04.26 撮影)

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