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鳥海山の麓に拡がるかつての景観、にかほ市象潟の九十九島の様子です。

NO81.秋田象潟・九十九島

鳥海山の麓、にかほ市象潟は今から200年ほど前まで、松島とならび称される風光明媚な場所でもありました。

俳人松尾芭蕉を始めとする多くの有名人が訪れている景勝地でしたが、文化元年(1804)の象潟地震で一夜にして海底が隆起し陸地となった場所でもあります。

この風景は、象潟の道の駅「象潟ねむの丘」展望台から見た九十九島の様子です。かつて小島だった場所が小さな丘になり、松の木が生えています。

現在は水田に水が無く野原のように見えていますが、春先の田植え前の一時期に水田に水が張られ、往時の姿が偲ばれると言います。

春先に訪れなくてはと、今から期待しているほっづぎの私です。

          (2007.11.10 撮影)

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