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大きな口を開けた新巻鮭です。1kg1000円が相場でした。

NO.83 今が旬の新巻鮭

今年も残り半月ぐらいになりました。三陸海岸の各地で、お正月用の水産加工品の販売が繰り広げられています。

お正月の目玉商品とも言える新巻鮭ですが、北の海から川に遡上する前の沿岸で定置網に入った鮭が新巻加工され、魚屋さんを始めとして各所の店頭に見え始めています。

私も若い頃でしたが、知人に教えられて新巻造りをしたことがあります。内臓を抜く処理をした後、塩をたっぷりと身体全体に擦り込みます。ウロコ一枚一枚に擦り込んでと言われ、やっとの思いで作った自家製の新巻鮭でした。

この画像は、JR釜石駅隣の「シープラザ遊」で行われている「かまいし冬の味覚大御歳暮市」の売り場で撮影した新巻鮭の頭部です。

大きな口には逞しい歯がびっしりと生えています。販売所のおばちゃんに、「鮭の頭を撮るの・・」と笑われました。岩手沿岸の川に遡上する昔からの鮭で、雄鮭の鼻が曲がっているのが特徴です。

         (2007.12.15 撮影)

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