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前のページと同じ日ではありませんが、やはり国道107号線での出来事です。増沢と宮守間の猿ケ石川堤防道路上での事でし。

前のページほど道路全体がうんではいませんが、大型のトラックがはまりこんで立ち往生していました。トラックの前後にはバスや乗用車が並んでいます。前のページの道路より良い状態でしたが、左側に寄りすぎて路肩にはまり込んだと思われます。

 
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左側にが大きく傾き動けなくなっていました。後ろには遠野行きのバスが待機しています。このバスはここを無事に通られるのでしょうか。

トラックには会社の名前が見えます。輸入青果問屋とありましたので、バナナでも満載していたのでしょうか・・。
線路側の路肩付近に深い轍(わだち)があり、トラックの加重によりはまり込んだのでしょう。

こうなると悪路のすれ違いは、一歩間違うと自分がはまり込んでしまいます。
対向車の大型牛乳ローリーがワイヤー着け、引っ張って上げようとしています。

この牛乳ローリーの後部にもワイヤーが張ってあります。二台がらみの引き上げ作戦です。
引っ張られると同時に、トラックもエンジンを全開にして頑張ります。排気ガスの様子からも、いかに全力を出しているかが分かります。

愉快なのは、線路側の人の姿勢です。自分も引っ張っている気分で応援しています。

現在の現場付近の画像で、撮影場所は線路よりです。この場所は、秋の紅葉の時期になると川面に映える素晴らしい景観美を見せてくれます。猿ケ石川の堤防と川の間には自転車道が整備され、道路も拡幅され快適な国道107号線になっています。

私はいつもここを通りながら、昔のことを思い出してしまいます。あえて酷道(国道)と書きましたが、春先の道路はこの場所以外にも難所が多くあったなんて、今となってはとても信じられません。

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