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力強い挨拶をされた釜石市長さん。

釜石市長挨拶より・・・

皆様ご苦労様でございます。釜石市長の野田でございます。今日は地元の皆さんがなんとかしてこの街を復興のために元気を出そうと言うことで、釜石港夏祭りを開催をしたところでございます。

このように大勢の皆さんがお集まりを戴きまして、盛大に開催出来ましたことを心からお喜びを申し上げたいと存じます。今、皆さんで黙祷を捧げたわけでございますが、この3月11日の大震災におきまして大きな被害をこうむりしました。未だ行方の分からない方々も居られる状況でございます。改めてお見舞いを申し上げたいと思います。

一方ではまだまだ瓦礫の撤去も思うように進んでいないところもございます。皆さんには大変ご心配やらご迷惑をお掛けしているところでございますが、なんとか7月中には仮設の住宅も全部完成していただき、また、8月にはこの周りの瓦礫の撤去も速やかに取り組むように全力を尽くして取り組んでおります。

しかしながら、???事業の皆さんにとってはなんとかして早く再建をしたいと言う思いをお持ちの方も居られると思います。そう言った方々とよく相談をしながら早く復旧いたすように取り組みを全力を尽くしたいと思います。

7月12日、釜石市の復興計画の骨子について皆さんにご説明いたしました。釜石新聞が創刊されましたので、その新聞を通じて皆さんに情報提供をしていきたいと思います。今後とも新聞等についてはよく目をこらしてご覧になっていただきながら、一緒になってこの街の復旧活動に取り組んでいきたいと思っています。

これからが本当の復旧に向けた取り組みです。その意味では今日、こうして地域の皆さんの心の繋がり頼もしい限りでございます。どうぞこれからも、地域の皆さん心を一つにしてこの町の復興のために一緒になって努力をしていただきますことをお願いして、今日の会を盛大に開催されますことを心から御祈念申し上げましてご挨拶と致します。
(※現場での記録から)

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