裏方のブラカメから、水沢で蘇民祭ポスターが展示されているようだよと言われ訪れてみました。しかし残念でしたが、係の方に二日間だけで終わりましたと言われがっかりの私でした。平成元年からの分を展示していましたよと言われました。仕方がないので来年を期待します。入り口に今年のポスターがさりげなく貼られてありました。反射のないポスターをがっちりと撮影しました。

友人のNさんが昨年の蘇民祭のページをご覧になり、今年のポスターについて感想を送ってきました。蘇民祭にたいする想いに私も感動しましたので、抜粋で紹介いたします。掲載については、ご本人から承諾を得ていることを申し添えます。
2008年黒石寺蘇民祭ポスター

ウチノメ屋敷で拝見した昨年のポスターと比べても、その迫力はケタ違い。黒石寺蘇民祭を実際に訪れたことはありません。きっと、私の予想を遥かに越える激しいお祭りなんだろうと想像します。

お祭りと言われて思い浮かべるのは、たくさんの人出で賑やかな雰囲気。時間帯でいえば、お昼過ぎから午後の明るい日差しの頃でしょうか。ところが、黒石寺蘇民祭が行なわれるのは夜、しかもいちばんの魅せ場は夜明け前。この時点で、お祭りと言われて想像するごく一般的なものとは、なんだか様子が違いそうな気配。

参加する男性たちが真冬の夜明け前に、褌一丁で蘇民袋の奪い合い・・。それならば、あれだけインパクトの強い強烈なポスターは、アリなのかも?と思いました。一目見ただけで、お祭りの激しさや勇猛さが伝わってくるような、激しいポスター。ポスターから熱気がワッと出てきそうな迫力。湯気が見えそうなくらい。

今回の件は、話題ばかり先行して、お祭りの本来の目的はどこに行ってしまったの?とも思います。もしかしたら、地元の方はこんなことで話題になるなんて恥ずかしいと思われるかもしれません。

ですが、あのポスター制作に携わった方々の意気込みに、拍手とエールを送りたいと思います。当然、あのモデルになった方にも、盛大な拍手です。

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