最後になりましたが、行事の中で話された奥州市長の挨拶を紹介いたします。
後援会会長である奥州市長の相原正明でございます。本日は全日本農だはだてのつどい、第18回目という長い伝統のある素晴らしいお祭りだと思っています。このように沢山ご参加いただきまして、本当に有り難うございます。
ご承知のように、古くから伝わる農はだて行事を、こういう大きなお祭りに押し立てた、そして18回目を迎えたと言うことでございます。ここまでの関係者のご尽力に敬意を表します。
また今年は、本当に雪が少なくて、こいういう年はきちんと豊作になってくれるのか、どこか心配なわけでございます。そう言った意味でも、このお祭りを盛り上げて、これを契機に豊作を引き寄せたいと思います。また、雪を本当に多くの関係の皆様方、建設業界の方々に、胆沢ダムの奥まで行って運んできていただきました。
メインイベントは福俵引きでございますが、これは胆沢区内の厄年連の皆様方が、今準備万端整ってその時間を待っております。皆さんもそこまで見ていただきたいと思います。このお祭りを見て、今年も豊作で素晴らしい年になるように、合併奥州市の大きな力になるように御祈念いたしまして、ご挨拶と致します。(会場でのメモから)
雪のない行事で心配されましたが、全ての行事が終了しました。冬空に輝く花火も素晴らしかったのですが、私には胆沢区の皆さんが、古き佳き時代の農業の伝統を大切にし、今後の更なる発展を期する意気込みに感動しました。日本人の祖先は農耕民族であり、農はだての行事は人々の祈りにも似た農業の原点だと思うからです。
新聞報道によると、今年は山間部の雪が少なく、夏の時期に渇水の恐れがあるといいます。福俵の御利益により、今年も順調に農作業が進められることを祈念する気持ちで一杯です。 |