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厄年連の心意気・・・ステージ上の代表から大きなかけ声があり、会場がわーっと盛り上がる。 四十九のみんな、やりでくても今年が最後の祭りだ。気合いを入れて行くぞー。四十二の厄年のみんな、祭りの主役は俺たちだ。次の祭りの時にはおめ達が代表だ。やるぞー。 若柳三十三代表の加藤です。今年は頑張らせていただきますが、参加者も会場の皆さんも盛り上がっていきましょう。 |
厄年連全員によるつがい踊りのあと、福俵引きに移動するときの様子です。私には何歳の厄年連のみなさんか分かりませんが、整然と楽しそうに歩いているのが印象的でした。 |
いよいよ今日のイベントのクライマックス、巨大な福俵引きが始まります。この福俵は、直径2.5m、長さ4m、重さが8トンあり、そりの上に乗っています。この福俵を、厄年連の250名の皆さんが心を合わせて一気に引き合います。 暖冬で雪のないグランドですが、胆沢ダムの奥からダンプで数十台分の雪を運んだと言います。40センチほどの厚さの雪道が100m程あり、途中で2m近くまで積まれた丘になっていて、ここが坂道になっています。最後の難関、豊作坂を無事引き上げる事が出来るのでしょうか・・。 |
無事引き上げられた坂の上で、俵の上から厄年連の男達により福餅がまかれます。どこの会場でもですが、餅まきに皆さんは燃え上がり大騒ぎになります。撮影していた私も、まかれた瞬間に押されてカメラが動いていました。中の一コマがそのまま動いて見事にぶれています。しかし、その雰囲気が一番出ていたので、画像としては失格ですが紹介いたします。 撮影していると、福餅を拾う余裕がありませんが一個拾いました。それは、上でなく足下を見ると見つかるのです。今まで何回かこうやって拾った知恵といいますか・・。お笑い下さい。 |
最後になりましたが、行事の中で話された奥州市長の挨拶を紹介いたします。 ご承知のように、古くから伝わる農はだて行事を、こういう大きなお祭りに押し立てた、そして18回目を迎えたと言うことでございます。ここまでの関係者のご尽力に敬意を表します。 また今年は、本当に雪が少なくて、こいういう年はきちんと豊作になってくれるのか、どこか心配なわけでございます。そう言った意味でも、このお祭りを盛り上げて、これを契機に豊作を引き寄せたいと思います。また、雪を本当に多くの関係の皆様方、建設業界の方々に、胆沢ダムの奥まで行って運んできていただきました。 メインイベントは福俵引きでございますが、これは胆沢区内の厄年連の皆様方が、今準備万端整ってその時間を待っております。皆さんもそこまで見ていただきたいと思います。このお祭りを見て、今年も豊作で素晴らしい年になるように、合併奥州市の大きな力になるように御祈念いたしまして、ご挨拶と致します。(会場でのメモから) |
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