location:uchinome.jpトップ>自然の表情>風景の表情>2008象潟・水鏡の九十九島>その 2 |
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田植えの様子・・・ |
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鳥海山を望む・・・ 目の前に見える鳥海山を水鏡の中に撮し込みたいので、その場所を求めてあちこち歩きました。しかし広い場面をすっきりとした形で撮し込むには大変です。少しでも風が吹くとさざ波状態になり、水鏡の中の鳥海山が流れてしまいます。かなり頑張ったのですが、広い場面での完全水鏡状態は無理でした。 それと、カメラのアングルが高くないと鳥海山を大きく撮し込むには無理でした。田んぼの中ではそのような良い場所がありませんので・・。 |
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奥羽山脈を越えて横手市に入ると、富士山に似た山が南西方向に見えてきます。当地では出羽富士とも言われる鳥海山です。東側からの遠望は30度近い傾斜があり、比較的なめらかな円錐形の山体になります。 にかほ市象潟・道の駅展望台から見た鳥海山山頂部です。中央の高いところが2,236mの主峰ですが、その主峰を囲むように右下の方にある外輪山が見えています。外輪山は古い時代の鳥海山であり、その中に新たな火山活動で新しい山頂部が誕生したことになります。 今から2500年以上前の水蒸気爆発により、山頂から北側の部分が爆破し崩落しました。その時吹き飛んだ土砂や巨大な岩石が麓の海岸を埋め尽くし、その後の海水の浸食により遠浅の海岸と無数の小島(九十九島)を造ったことが分かっています。 雄大な鳥海山の麓に拡がる当時の九十九島、200年前には松島と並び称される景観だったと言います。目の前にして思うのは自然の猛威と言いますか、地震で一夜にして隆起して陸地になったとはとても信じられません。田植え作業していた女性が、今でも田起こしをすると貝殻が出ますよ・・、と話してくれたことがすごい印象に残っています。また機会があったら、別の位置から撮影してみたいものです。 |
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