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        1961年岩手山噴火口


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南部片富士とも呼ばれ、岩手県民から愛されている岩手山は現在も活動を続けている火山です。岩手山は30万年前からの活動で今の形になったと言われています。地形的に西岩手山と東岩手山に分けられ、古い火山が西岩手山であり、その上に何回かの火山活動で作られてきたのが東岩手山と言えます。

現在の岩手山は、薬師岳(標高2038m)を山頂とする成層火山です。薬師岳山頂には大きな噴火口の外輪山があり、その中に中央火口丘とも言える妙高岳があります。妙高岳の南西部には爆裂火口があり、現在でも噴気活動が見られます。

私が最初に登山したのは1956年です。あれから半世紀ほど経過していますが、火山の活動はそれほどの変化はないと思われます。



岩手山噴火口 1 岩手山噴火口 2 岩手山噴火口 3
岩手山噴火口 4 岩手山噴火口 5 岩手山噴火口 6
岩手山噴火口 7 岩手山噴火口 8 岩手山噴火口 9

この画像は、リバーサルフィルムで撮影した写真からスキャナーで取り込んだものです。撮影したリバーサルフィルムは保存状態が悪かったのか、かなりの退色がみられ画像再現が大変でした。

数年前から噴火の兆候があると言うことで、登山規制が厳しかった岩手山です。そのため、登山客はもちろんのこと、冬期間のスキー場経営等に多大な影響を与えていました。

2005年になって、火山活動は依然として認められるが危険性が減少していると言うことで、登山の全面許可が出ました。当然ですが危険場所があるので立ち入らないことや、自己責任の範囲で登山することは当然です。私も学生時代や初任の盛岡市在住当時、何回も登山しています。半世紀近くを過ぎた今、再度挑戦したいなと言う気持ちがあります。機会と体力があったらなあと思うこの頃です。