NO.144 宮古黒森神楽・木曽
今年の撮影行脚は、1月3日の宮古市黒森神楽舞立ちから始まり、12月7日の舞納めで終わりました。
家から宮古市まで約3時間ほどの距離ですが、これほどまでに私の心を捕らえたのも何かの縁かも知れません。
この舞は女舞いの一演目ですが、ここ50年ほど舞われたことがなかったと言います。それだけに、舞われる方も見ている観客も大きな期待で盛り上がっていました。
歴史上の人物、木曽義仲の側室である巴御前は美人で男勝りの武芸者でした。神楽舞の中でも主人公であり、斬り合いをして敵をやっつけます。台本が残っており、神楽衆の皆さんが再現した貴重な舞とのことでした。
2008年の表紙画像はこれで終了です。郷土芸能に取り憑かれている私ですが、2009年はどうなりますか。来年もよろしくお願いいたします。
(2008.12.07 撮影) |