ＮＯ．９９　２００８チャグチャグ馬コ

６月第二土曜日にあたる１４日は、岩手県滝沢村に勢揃いしたチャグチャグ馬コ百頭近くが、盛岡市八幡宮までの約１５ｋｍの道のりを行進する日です。

今回は出発から撮影するために、家を６時に出て高速で走りました。神社に着いたのが７時半頃でしたが、大路の観光客の皆さんや馬主の家族の皆さんで賑わっていました。

岩手県は古くから馬産地として知られており、農民が家族同様にして飼うようになって南部曲り家が生まれました。こうして培われてきた愛馬精神から自然に生まれたのが、馬の守り神である「駒形神社」や「蒼前神社」を祀る信仰だと言われます。

この「チャグチャグ馬コ」は、岩手の初夏を彩る風物詩として全国に知られ、昭和５３年には「記録すべき無形の民俗文化財」に選定され、平成８年には環境庁の「残したい日本の音風景１００選」に認定されています。
　　　　　　　　 （※頂いた資料から）

　　　　　　　　　　(2008.06.14　撮影)