NO.116 早池峰大償神楽・山の神舞
一月二日、花巻市大迫町内川目地区にある神楽の郷で行われた、大償神楽舞初め・山神の場面からです。
山の神は、怖そうな面をつけての舞ですが、春は里に降って農業の神様となり、秋は山に還って山を守護すると信じられている神様です。
赤い阿形の忿怒面、鳥兜、脱垂、袴、白地の千早、太刀、幣の出立ちをしています。壮重な四方鎮めを行い、九字を切って散供を捧げる。(※頂いた解説資料から)
山の神舞は、神楽の場面ではおなじみの舞です。ここでは、お盆に乗せた米を会場にまいています。まかれた米粒を拾い、ご飯を炊くと御利益があると言い皆さんが拾い集めていました。
2009年が穏やかで住みよい世の中になるように、神楽の舞に乗せて願いたいものです。
(2009.01.02 撮影) |