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図体のでかい白鳥が着水する様子は迫力のある場面になります。翼を一杯に拡げて大きな足をブレーキにして、すーっと滑りながら着水します。

NO.123 北帰行間近の白鳥たち

三月中旬を過ぎ、当地岩手にも春の訪れを感じさせる季節になりました。テレビ情報では、桜の開花が例年よりも十日以上も早いと報じています。

異常とも言える天候不順の中でも、草花の芽吹きはいつもと同じに見られますし、私の所は白鳥の北帰行コースにもなっていて、「かおー、かおー」と言う鳴き声と共に、一列やV字編隊で上空を通り過ぎていきます。

家の周辺には何カ所か白鳥飛来地があり、鳥たちの生態系を崩さない程度で人間社会との共存が図られてきていました。

しかし、人間の身勝手と言いますか、鳥インフルエンザの影響で白鳥たちにとっては受難の年になりましたし、これからも同じ定めになると思われます。白鳥の姿を求めて探して歩いても、今まで数多くの飛来があった場所にはほとんど姿がありませんでした。

この画像は、北上市の飛来地「新堤」での様子です。居ないだろうなと思って訪れたら、数多くの白鳥が堤の中央部あたりで休んでいました。たまたま側まで飛来し、着水する瞬間です。

          (2009.03.21 撮影)

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