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マクロレンズで接近し撮影した花の様子です。雄しべの色が薄くなってきていますので、そろそろ花も終わりになります。

NO.125 春の使者カタクリ開花

例年よりもカタクリの開花が早そうで、庭の片隅に播種したカタクリにも春がやってきました。

採取したカタクリの種を庭に播くようになってから十五年以上たちますが、やっと庭先に花が四個咲くようになりました。今までも何個か咲き出していたのですが、野ネズミに食われて次の年は無くなります。

食われる数よりも咲き出す数が多ければそんなことがないのですが、三年ほど前からカタクリの種採取を止めています。理由は簡単な事で、種取りしていてマムシと遭遇したことからでした。枯れ木と思ってつかんでいたら大変なことになっていたからです。

この状態は蕾から開花して10日ほど経過した様子です。下に延びているのがめしべの柱頭で、その上の両側の黒い部分が雄しべの葯です。

どうやら自家受粉はしないようなので、花のミツを求めて飛来する虫たちが居なければ、そのうちに枯れてしまい結実しません。

            (2009.04.12 撮影)

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