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熊笹を束ねたものを両手に持ち、神子舞を舞う若い巫女さんです。時折でしたが正面からの目線が合いぎくりとしました。

NO.132 黒森神社湯立託宣神子舞

宮古市黒森神社の例大祭が7月19日に行われました。18日は岩泉町安家洞での観察会に参加していた私は、知人のKさんからのお誘いで黒森神社まで走りました。

おなじみの黒森神楽発祥地の神社ですが、例大祭を見るのは初めてのことです。最大の関心事が、巫女による厳粛な儀式の「湯立託宣」がありますので、と言うことに惹かれたからでした。

うっそうと繁る杉の古木の中にある境内です。雨降りとあって、会場は高いところからブルーシートが掛けられ薄暗い会場でした。

神社の拝殿前での神事が終わり、一段下がった境内に設置された場所で、注連縄を廻した中にある釜でお湯が沸かされ、その前に巫女と法印が座ります。その後ろに黒森神楽の皆さんが座り、太鼓、笛、手平鉦の奏でる楽の中で厳粛な儀式が始まりました。

初めて見る私には、儀式の意味も分かりません。流れを追いながら夢中で撮影しました。若い巫女さんでしたが、時折見せる厳しい目線が神秘なものに見えて圧倒されます。

           (2009.07.19 撮影)

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