NO.133 大迫町あんどんまつり
梅雨明け宣言のないままお盆を迎えました。故郷への帰すうとでも言えるお盆行事ですが、16日までの間に各地で色々な催し物が行われました。
昨年亡くなった母の初盆供養と言うことで流す船を飾り付け、16日の夕方から江刺区人首川での灯籠流しに参加しました。川面を流れる無数の灯籠の火を見ながら、感慨無量になっていた老いた子ども達です。
この画像は、200年前から行われている花巻市・大迫地区でのあんどんまつりで撮影したものです。江戸時代の大飢饉で、餓死した人々を供養するために始まったと言われます。
大迫あんどん山車保存会の皆さんにより、色取り取りのあんどん山車が町内を練り歩き、お盆の行事で盛り上がっていました。
お盆行事は16日で一応の区切りをつけます。今日17日はからりと晴れ上がりましたが、吹く風はさわやかな秋風でした。真夏の来ないままの秋の気配を感じるとき、今年の収穫は大丈夫なのだろうかという一抹の不安が残ります。
(2009.08.14 撮影)
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