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終点の船着き場から更に奥に向かった場所には渓流に橋が架けられ、ここから見上げる崖と紅葉が素晴らしいにです。

NO.172 一関市東山町・げいび渓

うん十年ぶりに訪れたげいび渓です。家から40分ほどの場所にある景勝地ですが、船下りと言うこともあり素通りしていた場所でした。

岩手の紅葉頼りを見ていたら、今が見頃と言うこともあり訪れたほっづぎか家族です。10時の船に乗りましたが、休日でもありすでに行列状態です。次々に増発便があり、行き交う船がにぎやかでした。

肝心の紅葉ですが、係の方のお話ですと「もう終盤ですよ・・」とのことでした。狭くて深い渓谷ですから、南側の崖は日陰状態、北側の崖半分に南側の崖の陰が写ります。往復70分ほどの船下りですが、皆さん見上げて歓声を上げていました。

記憶していた名称は「猊鼻渓」と言う難しい漢字でしたが、頂いた資料には「げいび渓」と平仮名表記になっています。

猊(げい)とは獅子のことであり、終点の崖に獅子の鼻に似た鍾乳石があることが由縁となっているとのことです。

東北の耶馬渓とも言われ、船頭が謡う猊鼻追分を聞きながら、舟下りを楽しめる観光地として人気があります。

           (2010.11.07 撮影)

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