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金鶏山山頂に沈む夕日です。二本の松の間に祠が建っています。

NO.223 世界遺産 金鶏山の夕日

藤原秀衡が一晩で土盛りをして築いた山。そして、平泉を守るために一対の黄金の鶏を埋めたと言う伝説が伝えられ、金鶏山として親しまれている標高98m程の山です。

一年に二回、山頂と無量光院本堂跡を結ぶ正面に夕日が沈みます。案内板には四月中旬と書かれていますので、お空の様子を見て4月14日に訪れてきました。

無量光院跡駐車場で三脚をセットしていたら、同年代の地元の女性に声をかけられました。

「今日十四日は、金鶏山の真上に日が沈むよ・・。子どもの時から十四日と教えられていたの・・。日が出てきたから見に来ているの・・」、とのことです。

側で撮影していた地元の男性は、「毛越寺に居たら夕焼けがきれいだったのでこっちに来たが、それほどではないよね・・。昨日十三日は真上に夕日が沈むので、ここにも三十人ほど来ていたよ・・」、お聞きしていて例年の十四日は昨日だったのかなと思いました。

「八月は三十日だよ・・」と教えてくださった地元の女性でした。天候にもよりますが、また来てみたくなりました。

           (2012.04.14 撮影)

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