NO.227 奥羽山脈残雪の文字・ハル
四月の末頃になると、見慣れている奥羽山脈(通称西山)の山腹に残雪の創り出す模様が目に入ってきます。
焼石岳の山腹に、始めは「ル」と読み取れる文字が現れ、続いて左側に不規則ながら「ハ」と読める文字が現れます。
残雪模様の「ハル」の文字が出たと言うことで、昔の人々は農作業(田植え)の段取りの目処にした言われています。
晩春からら初夏にかけての風物詩ですが、撮影するとなると天候条件と文字の様子から思うようにはいきません。
五月二十日朝、抜けるような五月晴れに恵まれ、「ハル」の文字と田植え後の田んぼに写る水鏡の「ハル」を探しましたが、思うようにはいきませんでした。
画面をご覧になり、ハルの文字がお分かりでしょうか・・・。
(2012.05.20 撮影)
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