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火伏せの神に化身するため大慈寺境内に入ってくる男達。

NO.252 登米市東和・米川の水かぶり

お隣宮城県、岩手県境の藤沢町に隣接する登米市東和町米川地区、国指定重要無形民俗文化財として数百年前から伝承されている火伏せ行事です。

たまたまですが、宮城県の冬行事を検索して見つけたのですが、何よりもその異形とも言える火伏せの男達の姿に驚きました。

参加する男達は、裸の体に肩と腰にしめなわを巻き、頭にワラつとのようなものを被り、首の回りにはそれが落ちないようにわっかを下げ、ワラの中から煤を塗った顔が見えるのみです。

全身ワラに覆われた男達が町を練り歩き、家々の軒下に置かれている水を振りかけて火伏せをします。

それを見ている観衆が一斉に追いかけて、男達の体からワラを抜き取ります。このワラを持ち帰り、屋根に乗せて火伏せのお守りにすると言います。

初めて見た私も追いかけ撮影になり、気がついたらかなり歩き通しになっていました。詳細は後日まとめてみます。

           (2013.02.09 撮影)

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