NO.261 咲き誇る夏の使者・ヤマユリ
北上市桜の名所である展勝地の南に男山があります。ここには隠れた名所、ヤマユリの街道があり開花の時期になるとヤマユリ特有の匂いが漂います。
私としてはヤマユリの強烈な匂いは苦手であり、撮影するために長時間側にいるだけで頭が痛くなります。
北上市を代表する花として、実生から発芽した球根を育て、この地に計画的に移植していると言います。
ヤマユリを愛する人の中に、自分の庭で咲かせたい願いから山野に自生するユリの球根を掘る人がおります。庭に移植された球根からはきれいな花が咲かないようです。
この画像は、道路脇の小高い場所で咲いている様子です。俗に聞かれることですが、ユリの花は一年に一個の花しか増えないと言います。
この花の場合、細い茎の先端に何個の花が咲いているでしょうか。数えてみると、かなりの年数が経っていることが分かります。言わずもがなのことですが、実生から発芽して開花するまでに四年程かかります。
(2013.07.30 撮影)
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