NO.309 行者ニンニクの芽生え
三月に入り、一気に春めいた日差しになりました。二月末ごろから気をつけて観察していた行者ニンニク、最初は地面から松の葉のような細長い芽が出てきます。
私の野草園では、最初に発芽するのが行者ニンニクであり、ほどなくするとカタクリの可愛い芽が出てきます。さすがにこの時期、探しましたが地上部のカタクリは見つかりませんでした。
修行中の行者の方が、精力体力をつけるために食べたと言われる野生のニンニク臭のする草です。
一旦植え付けると多年草であり、根の株を壊さない限り毎年芽生えてくる行者ニンニクです。今回は芽生えたきた株を中心に、葉が開いている部分を探しました。背の高さにして3センチほどある可愛い株です。
私は大きくなった株を根元から切り、細かく刻んで生醤油につけたものをご飯にかけて食べるのが好きです。葉を採ってもみ砕き、臭いをかぐとニンニクの臭いがします。
(2015.03.07 撮影)
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