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六本の水柱が途中で一体となり轟音と共に落下していきます。真上から太陽光が水流に当たり、ゲートの陰が写り込みました。

NO.341 湯田ダム・クレストゲート放水

クレストゲートとは、重力式ダムの最上部にある洪水時に放流されるゲートのことを言います。

4月29日から三日間、西和賀町にある湯田ダムで春のイベントの一環として放水が行われました。

今年になって盛岡市の四十四田ダム、御所ダムでもクレストゲートからの放水(一日間のみ)が行われました。天候条件が良かったら駆けつけようとしたのですが、あいにくの雨降りとなり断念しました。

十分前になり、放水を知らせる甲高い音色のサイレント共にアナウンスがありました。放水まで何回か同じアナウンスとサイレンが鳴り、その瞬間を待ちました。

六カ所のゲートの両端から水が浸みだし、見る見るうちに太くなり、下まで続く大量の水柱になりました。

実際に大量の水がゲートから放水される様子を目の当たりにすると、この迫力に我を忘れて見とれてしまいます。

六本の水柱が途中で一体となり轟音と共に落下していきます。真上から太陽光が水流に当たり、ゲートの陰が写り込みました。最高の瞬間であり言葉も無いくらい感動しました。

           (2016.04.30 撮影)

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