NO.366 開花間近・カタクリのつぼみ
三月も後半に入り、我が家の周辺もやっと春めいてきました。風は相変わらず冷たいのですが、日だまりの雰囲気はもう春と言った所です。
家の周辺を見歩き、開花につながる春探しをしてみました。すでにハコベやノボロギク、オオイヌノフグリ等はかなり前から開花し私の被写体になっていました。
ねらいはそろそろかなあと待ち焦がれていたカタクリです。おなじみの野草園ですが、びっしりと芽生えていたのが行者ニンニクです。その片隅にひっそりと芽生えてきているのがカタクリです。
毎年近場の山野から採取してきたカタクリの種子を播種しているので、安定して芽生えが見られます。カタクリは球根が野ネズミのエサになるので、放置しておくだけでは気がついた時は丸坊主になってしまいます。
種をまいてから最低でも数年かからないと開花しませんので、カタクリの場合は気の遠くなる年月がかかります。
開花しそうな株は今のところ二株のみですが、これからどこまで増えますかまだはっきりしません。今後数日もすればつぼみが伸びて出てきます。早く咲いて欲しいと願うところです。
(2017.03.26 撮影)
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