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きれいな花ですが、よく見ると複雑な造りになっています。

NO.373 ツユクサ

梅雨明けしたのに青空に恵まれず、冷たい毎日が続いています。家の周りの草原に、くっきりとした清楚な花びらを見せているツユクサが目に入りました。

ツユクサは家の周りのあちこちに生えていて、澄み切った青色の花びらが目に入ります。日頃見慣れて特段気にも留めていないツユクサですが、ネット資料で調べてみると知らないことが沢山書かれてありました。

・・・ツユクサの花は、きれいな青紫色をしていて蝶の形をした花型が特徴といえる。早朝に開花して午後にはしぼんでしまうという短い命の花でもある。

花の大きさは、約4〜5mmで、苞葉に包まれた短い花序に花が数個つくが、1個ずつ咲くので一輪咲きに見える。

花びらの内、上の2枚は青紫色で目立つが、もう1枚下にもある。透明に近い色で、小さく隠れるように存在する。

雄しべは6本あるが、花粉があるのは3本だけで、他は変形して生殖機能をもたない。それぞれ役割があると考えられている・・・。

この花の場合、一番下まで垂れ下がっているのが花粉を付ける雄しべであり、黄色の雄しべの下に丸くなっているのが雌しべになります。

それにしてもきれいな色です。

           (2017.08.13 撮影)

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