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雨樋の中で次から次へと凍結し、何となく規則的に段々模様状の段差が作られています。

NO.384 軒下の雨樋で見た氷の造形

朝夕の冷え込みが厳しい毎日です。しかし、日中の日差しには春近しを感じさせるぬくもりがあります。

日中の暖かさにより屋根の雪が溶け、雨樋を伝って流れ出ます。たまたま排水管が凍結し、下水として流すことが出来ないので庭先に流していました。

マイナス10度の朝方でしたが、庭先に流している雨樋を見てうーんとなりました。雨樋を流れてきた排水の凍り付模様が、規則的に同じ形をしている事に気がつきました。

今まで気にも留めていなかった雨樋の氷模様、間もなく気温が上がり一番先に溶けて見えなくなります。

私なりの氷の出来方の考え方ですが、気温が高い内は雨樋の端から流れ落ち、気温低下と共にしずくがつらら状になります。その内にこの部分が凍結し流れにくくなります。

しずくがつらら状になり、上から雨水が流れてくるので盛り上がって凍結し、この部分で流れが止まります。

次から次へと凍結すると、何となく規則的に段々模様状に凍結していきます。あとはその連続で、我が家の場合は雨樋の落ち口で凍結していました。

うまく説明が出来ないのですが、冬場で出歩くことが出来ない、私なりの冬探しの場面でした。

            (2018.02.24 撮影)

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