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四十四田ダムから望む岩手山

NO.20 四十四田ダムから望む岩手
       山

2月末の盛岡市郊外、北上川上流にある四十四田ダム堰堤から望む岩手山です。湖面は完全結氷でした。

天気は良かったのですが、ちょっぴり春霞に覆われて居ました。春の兆しが伺われてきているとは言え、山は完全に冬山の様相を見せています。

一番高い所が山頂の薬師岳であり、その周りが外輪山になっています。良く見ると、外輪山の正面下が雪が融けて地肌が出かかっています。ここは火山活動の地熱があり、一番早く雪が融けていく部分です。

本格的な春の訪れに伴い、この地肌と残雪の模様が、あたかも鷲が羽ばたいている様に見える時期がやってきます。岩肌に浮かび上がる鷲の姿から、岩鷲山(がんじゅさん)と藩政時代から呼ばれてきたゆえんがここにあります。

             (2006.02.23 撮影)







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