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NO.23 奥州市水沢区羽田町火防祭

水沢区羽田町は本県を代表する鋳物の産地として知られており、鋳物鉄器づくりの歴史は九百年以上も前になると言われています。その鋳物の町の特質を生かした、全て鋳物による屋台「羽田町剣ばやし」が観客の目を引きつけていました。

長さ6m、幅3m、高さが4mぐらいで重さが4.5トンほどあり、屋台の飾りになる「鳳凰」や「龍」は全て鋳物で作られています。その緻密な細工と彩りは、名人芸を裏付ける見事なものでした。

当地方では、羽田町の火防祭を皮切りに、4月末には日高神社火防祭、5月初めの江刺甚句祭りと春の祭典が続きます。

             (2006.03.26撮影)

 



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