NO.36 黄金色の田んぼと新幹線
9月20日過ぎ頃から当地は稲刈りが盛んに行われています。大規模の圃場は、ほとんどが大型コンバインによる刈り取り作業です。
見る見る間に刈り取られ、コンバインの後ろからは稲わらが細かく刻まれて田んぼに落ちていきます。稲刈りが終わった田んぼは、あたかも黄色の絨毯を一面に敷いたように見えます。
画面の場所は、大規模の圃場整備が行われていない区画の場所です。バインダーで刈り取られた稲は、田んぼに立てられた杭に交互に組み合わせ、積み重ね
て乾燥します。
当地ではこの杭を、「ほんにょ(正式にはほにお)」と言いますが、刈り取りの終わった田んぼに整然とほんにょが立つ姿は、秋だなあと実感させる風物でもあります。しかしこの頃では、平坦地でのほんにょが見られなくなって来ています。
撮影していたら、偶然にも目の前を上り新幹線が通過していきました。列車からも稲刈りの様子や、秋空の田んぼを眺めていると思われました。
(2006.09.28 撮影)
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