NO.65 福島下郷町・塔のへつり
福島県会津若松市から南に位置する下郷町には、大川の渓流が百万年の年月をかけて浸食・風化してつくられた景観「塔のへつり」、また近くには、江戸時代の宿場町の姿を偲ばせる「大内宿」があります。
「へつり」とは、地元の方言で険しい崖のことであり、一帯は凝灰岩、凝灰角礫岩、頁岩などが互い違いになっている。その軟岩部が、長年の歳月による浸食と風化の作用によって形成された柱状の断崖である。
(※ウイキペディアより)
タイトルにある「塔」は、橋を渡った真上にある浸食されて造られた石の柱であり、規模は違いますが同じ形の
ものがずらりと並び、それぞれに名前が付けられています。
画像でお分かりのように、川の流れの水位の高低により、両岸の岩石が溝のように食い込んでいます。吊り橋が架けられていて、対岸に行けるようになっています。崖の端にはフェンス等がありませんので、景色に見とれているとかなり危険です。
現在の流れの両岸も、浸食されてかなり食い込んでいますので、これからうん万年後には同じ景観になると思われます。詳しい様子は後ほど紹介いたします。
(2007.06.08 撮影)
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