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             大運動会


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運動会(体育祭)の始まりは、全校生徒が一堂に会しての整列と行進から始まります。その主役になるのがブラスバンドの皆さんによる、行進曲の演奏でした。指揮杖を持ったリーダーのホイッスルの合図で行進が始まります。
指揮杖を持った全体のリーダーです ブラスバンド部員女子 ブラスバンド部員男子


壇上に立って行進を見守るのは、当時の上司である今は亡きT校長先生でした。各陣の生徒達は、リーダーを先頭に行進し、壇上のT先生に栄誉の敬礼をします。

この場面は校舎と、特別教室棟を入れてみました。当時の木造校舎では、窓枠が木製でありガラスが入っています。当時の指導として、教室の窓枠はきちんと揃える様に指導されていました。外から見たときにバラバラでは、まとまりがないことと美観を損ねると言うことがねらいでした。しかし、私もそうでしたが口うるさく言わないと徹底しませんでした。

女子入場行進とT校長先生 壇上のT先生に栄誉の敬礼 男子入場行進とT校長先生


気勢を上げる応援リーダー 運動会(体育祭)の勝負と雰囲気は、各カラー(赤白)のまとまりが大きく左右します。競技に先立ち、カラー毎に大きな声を出しての応援歌の叫び合いが始まります。

この光景は、今も変わりなく行われて居ますね。
ダイナミックな棒倒し 男子団体競技のクライマックスは、今も当時も棒倒しになっています。棒が倒れないようにガードするグループと、相手陣地の棒に飛びかかる攻撃グループに分かれます。

この場面は攻撃に入る前のようですが、いつの時代も過激になり事故が発生することもありました。そのためでしょうが、高校などでは禁止されたこともあったようです。
ピラミッド完成 団体競技の見せ場である、男子生徒10名によるピラミッドです。一番下の台になる生徒達は、苦しくて本当に大変です。一番上の生徒は小柄な体型の人が選ばれますが、高いところが苦手な場合は大変だったと思います。

指揮者のホイッスルで、首を左右に振ったり上を見たりしますが、台になっている生徒達はそんな余裕はなかったはずです。
ピラミッド解体 このピラミッドの最高の見せ場が、台を崩す瞬間になります。ホイッスルの合図で、台になっている生徒達は支えている腕を前に出し、一斉に地面に腹ばいになります。

一瞬のうちに崩れて全員が重なりますが、やっぱり台になっている皆さんは大変ですね。我ながら、シャッターチャンスは良かったなあーと改めて思いました。
組み体操 種目名がはっきりしませんが、多分、タワーかブリッヂだったと思います。ここでも、力持ちの台になる生徒が居ますが、一番上の生徒も大変だったと思います。


男子の力強い組み体操に対して、女子によるリズム(マスゲーム)は華麗な美しさを見せてくれます。1964年は東京オリンピックの年でもあり、五つの輪も持った五人が一グループになり演技をしました。最後の場面で、五輪マークを構成して完成になりました。

200名近くの全校女子生徒により、校庭一杯に繰り広げられるマスゲームです。いつの時代でも、華やかな演技を見せてくれます。
華麗なマスゲーム 1 華麗なマスゲーム 2 華麗なマスゲーム 3


運動会と言えば徒競走です。足の速さに自信のある方は、運動会は出番が多くあり花形でした。私は走るのが苦手であり、雨が降らないかなあと祈ったものでした。足の遅い私にもチャンスがあったのが、障害物競走(別名チャンスレース)でした。
用意・・どんでスタートです 仮面レース 男子徒競走


運動会の最後のレースは、紅白対抗のリレーです。各チームの最強のメンバーが選手になり、全校の応援を受けて力走します。走っている生徒も必死ですが、それに応援する生徒や地域の人の声援が聞こえるようです。

背景に見えている場所は、校舎と講堂の間にある特別教室です。ここには廊下はなく、コンクリートの通路に日よけの屋根がかかっていました。校庭に降りるところが階段状になっていて、運動会の時は地域の方や父母席のスタンドに最適でした。
紅白リレー 1 紅白リレー 2