location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>祭りアラカルト>山田祭・虎舞・神輿海上渡御>その2 |
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ここからは、19日に行われた神輿の海上渡御(おしおごり)の様子です。漁の神様・大杉神社を出た神輿は、威勢のいい虎舞いや囃子に導かれ北浜町の浜辺にやってきます。ここで安置所に置かれお払いと祈祷を受けた後、いよいよ神輿を担いだ男衆が海の中に入ります。 ちょうど干潮時になっていましたが、神輿を担いだ男衆の胸付近の深さになるのでしょうか。40人の男衆に担がれた神輿は、およそ800キログラムとのこと。海底の泥に足を取られ、先頭が何回か首の所まで沈みかけますが、威勢のいいかけ声と虎舞いの囃子に乗りあちこち駆けめぐります。男衆の白い服装は海底のどろんこで灰色に変わっていました。 浜辺から離れたところにある中継船の船腹に、神輿の担ぎ棒の先端がガツンガツンとぶつかります。その様子は威勢があり迫力満点でした。やがて神輿は中継船に乗せられ、神輿を乗せる大漁旗で飾られた船まで移動します。ここで神輿を乗せた船は、大漁旗で飾られた十数隻の船に先導され、山田湾の入り口にある明神崎の神社まで行きます。 |
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中秋の名月を迎える頃、秋祭りの声が全国的に聞かれます。内陸部では収穫に感謝をし、家内安全と来年の豊作を祈りますし、海岸では大漁祈願と家内安全の神事が行われます。この秋祭りは、時代がいかに変わろうと、諸々の収穫を感謝し、家内安全を神に祈る日本人としての心の原点だと言えます。 |
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