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遠野市小友町・巌龍神社裸参り
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巌龍(いわたき)神社は、遠野市小友町(国道107号線沿い)にある奇岩(不動巌)の麓にある神社です。2月28日夕刻から、この神社で裸参りが行われと言うので出かけてきました。 小友町裸参りの起源は定かではないが、修験者源龍院仙林が巌龍神社の別当を勤めていた時に不動講を結び、元禄年間に拝殿を造営した翌年に裸参りを行ったのが始まりと伝えられる。 裸参りは、不動講を中心として伝承され、古くは旧1月28日に行われていた。以前はかなり厳しい段取りで行われていたが、現在では2月28日に行われている。腰に注連(しめなわ)をしめ、頭に鉢巻きをまき、草履履きに口に護符をくわえた褌姿の男達が、神社の大鈴もった厄男(42歳)を先頭に一列となって、各々手に「ぼんぼり」をもち、神社と上宿橋のそばの大般若供養塔の間を三往復して、五穀豊穣・無病息災などを祈願する。(現地にある案内板から) |
明るい内に現地に着き、神社に行ってみました。見上げるような不動巌の麓に神社があり、係の人が行灯の用意をしています。行灯(何と某メーカーの焼酎ペットボトル)は街中の通路に沿って地面に置かれ、不動巌下の清流まで続いています。 |
小友地区センターからの行列が到着しました。外の気温は零度で、町の人達はみんな外に出て行列を見守っていました。行列の先頭は、「小友裸参り」と書かれたのぼりを持った神社総代の方です。総代、権現様、太鼓、そして厄男を先頭に行列が続き、巌龍神社へと進みます。 厄男二番目の方が持って居るのが巌龍神社の大鈴で、直径が30センチぐらいあったでしょうか・・。歩きながらこの鈴を振り上げて鳴らしていました。 |
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