奥州伊達軍火縄銃鉄砲隊演武その2に戻る


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最後、奉納の儀納め仕るに際し一斉放ちをみまつり仕る。我等が砲術は殺戮のための弾は込めず、・・・諸人達を 豊穣と繁栄にいざない導き給う・・・。

一斉放ち・・・
つるべ放ちの隊形で、「構えて」 「火縄付け」 「火蓋を切って構え」 「放て」の合図で一斉に九丁の銃から発砲されました。待望の滝観洞インターチェンジの開通を祝う地元の皆さんの心に、ずしりと響き渡ったと思われます。山間に反響する鉄砲の音の余韻がいつまでも耳に残っていました。

最後の一斉放ち 1 最後の一斉放ち 2 最後の一斉放ち 3


演武を終えて・・・
11時20分から始まった奥州伊達軍火縄銃鉄砲隊演武は、およそ20分間の演武で終わりました。会場から退場する鉄砲隊の皆さんへ、集まった多くの皆さんが惜しみない拍手を送って見送りました。前にも書きましたが、駐車場で着替えをしながら気さくにお話しした方々とは違い、話しかけるゆとりなど無い威厳と緊張感があふれています。
退場する鉄砲隊 1 退場する鉄砲隊 2
退場する鉄砲隊 3・・・きびきびした号令で仕切っていた鉄砲奉行の方。 退場する鉄砲隊 4・・・夏祭りの時にも拝見し古武士の面影を残していると思いました。
退場する鉄砲隊 5 退場する鉄砲隊 6
退場する鉄砲隊 7・・・堂々たる貫禄の大目付とほら貝をふく方。 退場する鉄砲隊 8・・・唯一の外国人部隊、こう書いたら叱られますね。


私にとって、昨年からの念願であった昼間の鉄砲隊演武見学でした。それ以上に嬉しかったのは、偶然のこととは言え鉄砲隊の方々とお話が出来たこと、普段着から戦闘状態に武装する過程をしっかりと拝見できました。また、疑問に思っていた鉄砲の音についても、「慣れればたいしたこと無いよ・・」とのことですが、耳の調子の良くない私にとって耳栓をしないと難聴気味になると思われたからです。

地道な訓練の積み上げで、見る人々を感動させてくれる火縄銃鉄砲隊演武です。これから各地の祭典やイベントに出かけ鉄砲隊演武をされると思われます。五葉山の麓・住田町奥州伊達軍火縄銃鉄砲隊のこれからの発展を祈ります。機会があったら又お目にかかりたいと思います。

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