location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>催しアラカルト>水かけ祭・あれこれ>一関市大東町大原・水かけ祭り >その2 |
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いよいよ午後2時20分頃になると、白木綿の腹巻きにわらじ履きという裸の男たちがぞくぞくと八幡神社の神前に集まり、御神水で全身に禊ぎを受けます。それが済むと裸男の集団は、水かけスタート地点である一市かどに集合し、お祓いの儀が行われます。そこにはすでに加瀬人たちが集まっていて、ここで一大集団が出来上がります。 |
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午後3時、安全祈願のお札を身に付けて、打ち上げ花火とともに、旗切りと称する出発合図によって集団が一斉に町方に駆出します。先頭には火防厄除けの旗持、続いて裸男たち、それに加瀬人の少年達が集団に従って走ります。沿道に待ちかまえた人々は、走ってきた裸男に向かって、この時とばかりにおもいっきり水を浴びせかけ(清め水)、厄落としをするのがこの祭りです。 |
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それと目の前を全力疾走する男達を撮影するには、カメラの連写機能を使うしか方法がありません。少々ピントが甘いなと思いますがご容赦下さい。 一区間が100mあり、この区間を走ると次の区間のスタート始まるまで少々時間があります。走ってきた裸男達は一斉に「ワッショイ・ワッショイ」の掛け声を上げて足踏みして待機します。私は次の区間に移動しなかったのが悔やまれました。500mの距離をカメラを持って男達と一緒に移動することは大変なのです。 |
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第五区間まで走り終えた男達は、一斉にそれぞれの待機する年賀会場に戻ります。本当は神社入り口にある清めの場所に行きたかったのですが、さらに500m移動する気力が失せていました。 最初の画像は、可愛い加瀬人の子ども達の集団です。中央の男性は子ども達のお父さんでしょうか、にこやかな笑顔が素敵でしたし、子ども達も元気に歩いていました。 裸男達も、ゆっくり歩いたり駆け足したりと様々でした。歩きながらデジカメを出ししている男性にビックリしました。どうやってカメラを仕舞っていたのでしょうか気になりましたし、この方のファイトに脱帽です。 |
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全コース500mあまりを5区間に区切り、区間毎に態勢を整え直し、旗切りをして走り進むこと5回、全コースを終わったところで集団が解かれ帰路につき、各年賀会場事務所前で再び輪を作り、改めて祝水(納め水)を浴びせかけ祭りの行事が終わります。 私は駐車場に近い年賀会場に移動しました。水かけの時とは違い、道路の北側に大きな水桶が置いてあり、桶には注連縄が巻かれてあります。一般の方が自由に水をかけるのではなく、限られた方がかけていました。水かけが終わり、顔をぬぐった男性の笑顔一杯の表情がさわやかで、今年も終わったなあと言う気持ちが伝わってきます。 |
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大原水かけ祭は、午前九時の仮装手踊りから始まります。消防団の勇壮な纏振りとはしご登り、がっちり撮影しましたがこのページでは省略いたします。伝統ある纏振りとはしご登りは、後日改めてページを作ってみたいと思います。それと、来年行く機会があったら、がっちりと防水対策をして臨みたい気持ちで一杯です。もちろんですが、私よりもカメラの対策が肝心なのですが・・。 最初にも書きましたが、いつもはのどかな人口16,000人の大東地区です。報道ニュースによりますと、出場した裸男達が270名ぐらい、それと水かけ祭を見に来た方々が約35,000人とのことでした。天候に恵まれ見ることの多い祭りだったなあと思いましたが、正直の所身体の置き場所が無く、疲れた・・の一語でした。 |
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