location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト岩崎鬼剣舞・かがり火公演>その2

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宙返り・・・
余興として滅多にやらない宙返りという演目をご覧頂きます。戦前は真剣を使っていましたが、戦後は模造刀になりました。迫力のある演目です。二本から身体を逃げ場の無いように刀を増やしていきます。

もの凄く迫力があり、刀の数が増えていきます。明るい時ならともかく、薄暗いところでの演技ですから一時の気の緩みも許されません。刀をくわえ、両手に5本の刀を持っての前転です。真剣ではないとは言え、身体の一部で切っ先を支えて回転していました。

宙返り 1 宙返り 2 宙返り 3
宙返り 4 宙返り 5 宙返り 6
宙返り 7 宙返り 8 宙返り 9


八人加護・・・
加護というのはお守りすると言うことです。皆さんのこれからの健康であること、そして楽しいこれからの人生が過ごせますように願いながら踊ります。
八人加護 1 八人加護 2 八人加護 3
八人加護 4 八人加護 5 八人加護 6
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踊りが終わって・・・
皆さんがご想像になるよりは、踊りの方ははるかに辛いのです。お面をかぶってまして、酸素が普通に呼吸する三分の一ぐらいしか入ってきません。鬼さん達もだいぶ辛くなってきて、かけ声が「吠える」ようになってきました。この辺で閉じませんと、明日の身が持ちませんので終わらせてもらいます。大変有り難うございました・・。

撮影するために最前列でみていますと、演ずる皆さんの息遣いが聞こえてきます。お面を付けての激しい運動で、余計酸素が不足するとは知りませんでした。観客からやんやの喝采が聞かれ、盛り上がったかがり火公演でした。

最初から見ていて気がついていたのですが、踊り手の若者達とは明らかに体型の違う小学生(?)がいました。白いお面を顔の右脇に付けての演技でした。大人に混じっての演技ですが、小さな身体から予想も出来ないダイナミックな演技であり、素晴らしい後継者が育っているのだなあと思いました。
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