今まで北上市の鬼剣舞は数多く見てきましたが、秘湯夏油温泉でのかがり火公演は今回初めて見ることが出来ました。かがり火4基の明かりの下で演じられる舞は、今まで見てきた昼間の演技とは違い、背景が黒一色の暗闇です。
その中に浮かび上がる鬼の面、じっと見ていると、解説者の方が言われる仏の使いであることが納得できます。周りに多くの人がおりますが、その鬼気迫る表情に同じ思いを抱いたと思われます。
撮影は当初、かがり火だけの光を考えていましたが、ストロボを使いデジタル処理をして画像化してあります。また、解説は現地で録音したものから作成しました。
市役所・観光課長の挨拶から
皆さんお晩でございます。本日はみちのくの秘湯・夏油温泉にお出で頂きまして誠に有り難うございます。夏油温泉におきましては、例年7/8月の毎週土曜日ですが、せっかく夏油温泉にお出で頂いた観光客の皆さんに、北上市の代表的な民俗芸能である鬼剣舞をご堪能頂きたいと言うことで、例年開催しております。
本日は一回目という事で、皆様方にご覧になっていただきます。北上市には民俗芸能が百を超える団体がございまして、その中でもこの鬼剣舞は北上市の代表的な民俗芸能と言うことで、市内、県内県外海外まで公演に出掛けております。
特にも、今回演じていただきます岩崎鬼剣舞さんにおかれましては、国指定の民俗芸能と言うことで県外海外にも多く出場されている芸能団体です。今日は30分ほどの短い時間ではありますが、躍動感ある踊り、お囃子をご堪能頂きたいと思います。 |