location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>宮古市・黒森神楽>松迎
二人舞である。烏帽子に阿吽の面をつけた千秋(吽形のせんしゅう)と万歳(阿形のばんぜい)の兄弟が、正月の門松を立てて新年を祝う。天下泰平を祈願し、松の枝に託して五方の祝言を述べた後、面を外して扇の舞になる。息のあった二人舞の美しさと、後半の早い拍子になってから盛り上がりが見どころ。 舞台には阿形の弟が先に幕から出てくるが、指差したときの穏やかな表情が何とも言われない。それに比べると、吽形の兄はクールな感じがします。