location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>2008宮古市・黒森神楽舞立ち>その2 |
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黒森神楽の権現舞を舞う前に必ず舞われる「ショシャ舞」です。他の神楽で見られる「下舞い」と同じ意味があると思われます。手には錫杖と扇を持ち、二人が対になって舞われます。 本殿前の石畳の上で舞われますが、場所的に制限があり狛犬の後ろしか場所がありません。正面と後ろの場所からは誰一人撮影する人はいません。それだけに、撮影するのも皆さんと一緒に頭を下げ礼拝しながら行いました。神事はすごく厳粛な場であり、撮影にあたってはその場の雰囲気を壊さないように気を遣います。これは撮影者としての当然のマナーです。 |
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ショシャ舞いが終わると舞手の一人が権現様を、他の一人が幕(衣)の裾を持ち二人一組になって権現舞が始まります。 黒森神楽の権現様は2頭1対で、雌雄とも言われる。悪魔払いや、火伏せを中心とする権現様の呪力による儀礼の中で権現舞が舞われる。神楽宿での舞込みと舞立ちの儀礼、神社の祭典での権現舞がある。 錫杖と扇を持った舞手が、二人一組でショシャ舞を舞い、権現舞が始まる。激しい歯打ちの後、拍子が変わって舞手が幕をかぶり、下から上に歯打ちをして、二頭の権現様が絡み合う。宿に舞込む際は、最後に松明を踏み消して火伏せをする。(※以前に頂いた資料から) |
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最後に代表の方が神前に玉串を奉奠し終了します。時間にしておよそ30分ほどでしたが、権現様に神霊を込める儀式をはじめて見ました。これから神楽衆は、魂入れをした権現様を携えて麓の山口公民館に舞い込みます。公民館の玄関では「シットギ舞込み」が行われます。 |
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